AIとま外伝
図書室のマドンナ
中野はじめは放課後になると図書室に向かう。図書委員であるせいだが、それも部活に入ら
なくても遊んでいるように見られずに済むし、生徒会役員と違って楽だから選んだのに過ぎな
かった。綿城高校では昼休みも図書室が開放されてるが学校全体でIT化が進んでるので、雨
の日以外訪れるものも少なかった。放課後は更に少なくて単にカウンターにいるだけでよく、し
たたかな彼はカバーをかけた私物の本を読んで過ごすことが多かった。しかし、その私物の本
を読んでいる途中でトイレに行き、その間に図書委員長にそれをチェックされると言うハプニン
グが発生する。
「まさか、見た?」
「やっぱり、気になるわよ。図書委員だし」
更に悪いことにその本が官能小説で、図書委員長がおとなしくてまじめそうな女子であるとい
うおまけつきだった。渡辺裕子は図書室のマドンナと呼ばれ、裏人気投票すなわちオナペット
候補ナンバー1の美少女と持てはやされた時期もあったものの、そのチャームポイントであっ
た巨乳が12センチに及ぶパッドによる上げ底だった事がどこからかバレてしまい、貧乳とか見
栄張りというレッテルを貼られ、裏人気投票はお嬢様である麻生希美華がトップとなり、裕子と
同じで眼鏡をかけていたがグラマーでコンタクトに変えてからおしゃれになった新聞部の宮原
貴子に負けてすっかり忘れ去られていた。
「いつもって訳じゃないんだ、家だと…いろいろあるし、ここにいるのも暇だし」
「いかにも思春期の男の子ね、でも学校に持ってくるって勇気あるじゃない。面白そうだから…
読み終わったら、貸してくれる?」
「なんだ、もう読破したかと思ったぜ」
「そんな訳ないじゃない、別に速読なんてできないし。読んだり書くより、キーを打つ方が早い
の」
「誰にも言わないならすぐ貸してもいいけど。でも、委員としては手続きがいるんだな」
はじめは狼狽するが、裕子が非難する様子もなく温和な対応なので彼も余裕が出て冗談を
言う。貸すという言葉が出てもたじろがないのは、官能小説でも女教師と生徒のソフトなエロと
いうジャンルのおかげだった。
「秘密の図書館のルール?」
「俺が恥ずかしい思いしたんだから、渡辺の秘密も教えてくれよ」
「私…口が堅いんだけど、どうしてもギブアンドテイクなら、身体測定のデータを破壊しようとし
たの…私なの。ウイルスを作って神戸くんに仕込んでもらおうとしたら、後で大変になって失敗
しちゃったけど」
「ああ、そんな事が…天文部の神戸なら学校のデータベースにも侵入できそうだもんな。でも、
渡辺もウイルスを作るなんてすごいな」
裕子がのってきたのではじめも心の中では喜んだが、知りたかったスキャンダルじゃなかっ
たので感心するしかなかった。彼女がなぜパソコンのスキルは豊富でも人気のないお人よしに
接近したのかや、なぜ彼を利用してウイルスを巻こうとした動機についてむしろ知りたかった。
それこそ、彼が噂の真相を確かめたい事実だった。
「なんか、ちょっとしらけてるみたい。やっぱり、中野くんも私の胸の秘密が気になるのね。いい
わ、話してあげる。身体測定したときは確かにバストが78しかなくて、パッドの誘惑に負けて最
後は何枚も重ねるようになったの。バレてからは反省して…成長期だからまだ望みはあると思
って、毎日牛乳飲んだりキャベツいっぱい食べてたら、ちょっと太っちゃたけど、パッド入れてた
頃より大きくなったの」
「よくぞ話してくれた!って事は、図書室のマドンナは今も健在だな。その本、持ってっていい
よ」
はじめはひそかに巨乳フェチだったので長年の疑問が解けただけでなく、嬉しい事実を耳に
したので一気に彼女に好印象が芽生える。
「貸してくれるって言ったんだから、借りるだけでいいわ。それより、チェックしなくていいの?」
「チェックって、まさか…」
裕子が予想だにしない発言をすると、はじめが両手で揉むゼスチャーをして確認すると彼女
が頷いたので実行に移そうとしたら、図書室が閉まる時間が迫っていたのでいつのまにか司
書が現れてカウンターの前を横切って事務的に室内の椅子と棚を見て回る。学校では保健室
の先生に次ぐ裏方だが、役人を思わせるその中年男は存在感が薄く、その上IT化が進んだ学
校にあって数少ないアナログ派だった。教師ほど干渉しないものの優しいわけでもなく、自分
のペースを乱されるのが嫌いなので図書委員たちも表向きはまじめにしていさかいを起こさな
いのが常だった。なので、なんとかはじめは機転を利かせてセクハラと取られかねない行為か
ら無害な接触に切り替える。
「いやぁ、委員長もいつも大変だなぁ」
「残念ね、チャンスだったのに」
はじめは裕子の背後に回って肩を揉み始める。巨乳は肩が凝ると聞くが、まさかごまかすた
めに揉むとは思わなかった。裕子もラブコメのような展開に同情して小声で話しかける。
「これは小説だけど、コミックも持ってる?」
「マンガも読むのか?」
「私、別に文学少女って訳じゃないの。男の子の本って、好奇心あるじゃない。18禁って響き…
ワクワクするわ」
「あまりハードなのだと誤解されるし、貸せというのなら貸してやるよ。モミモミ付きならな」
「うん、約束する」
図書室が開放される時間が終わると、二人は校門まで一緒に帰った。クラスも住んでいる場
所も違ったが、確実に距離が縮まっていた。
「はい、結構面白かったわ」
「買ったときは、自分より先に肝心なシーンを読まれるとは思わなかったぜ」
次の日は土曜日だったが、図書委員の当番ではなかったので、図書室でなく食堂で二人は
会っていた。
「なんか実際にはいなさそうな女教師の話だけど、中野くんも竹本先生に憧れてたの?」
裕子も年頃の少女の例に漏れず、相手の異性感について話題を振る。
「別に」
「どうして?」
「俺、英語嫌いだし、あいつ生活指導だったもんな」
「そう、嫌いだったの。あの先生、割と胸大きかったのよ」
「別に好きとか嫌いとか考えたことなかったな。美人だったけど、色気はそんなにないから胸ま
で目が行かなかったんだ。どうせ、結婚してやめちまったし。よりによって体育の中村だろ、ど
うせ毎晩やりまくってんだろ」
「人妻だから、遠慮してんだ。じゃあ、そういう妄想もしたことないの?」
「ちょっと言い方が下品だったな。女子とあまり話さないから、気が利かなくて。先生って基本的
に嫌なキャラだから、夢だけにしとくためにエロのネタなんだろ。もういないから謎のままなんだ
けど、せめて胸のサイズとかは知りたかったな」
「在籍時のデータをこっそり調べたから知ってるわよ。スリーサイズは88・57・87だったわ」
「すごいな、やっぱり学校のデータベース覗いたのか?そういえば、渡辺は竹本と比べてど
う?」
「私は…先生より、あるわ」
「待てよ」
はじめはつい軽はずみな質問をしたせいで裕子を赤面させたあげく、視線をそらされてしまっ
たので思わず焦る。
「別に怒ったわけじゃないのよ。そろそろここも閉まるし、別の場所で話しましょ」
裕子が席を立つと、はじめもついて行く。校舎に戻ると、階段を上っていき、文化系のクラブ
が使ってる教室からも遠いエリアの踊り場におちつく。校内の人気のない場所に不良がたむろ
してるという学校もあるが、綿城高校には目立ったアウトローの勢力もないし、悪ぶってる一派
も繁華街をうろついてるようなのでむしろ学校の方が快適だった。新聞部も他の部活や校内の
有名人に目を光らせているので、裕子なりに考えていた。
「そういえば、俺たちってどんな共通の趣味があるかって聞かれるとまずいな」
「誰だってエッチな事に興味あるのに、なぜかオープンじゃないから、そんな話してるだけで変
な噂たちそうだし」
「そういえば、女同士になると遠慮なく話すんだろ。女子校だと独特の雰囲気があると聞くし、こ
の学校でも女子トイレとか部室でもそうなんだろ?」
「そうよ、前にトイレで私がいないと思って悪口言ってる子達がいて嫌だったわ。読書やプログ
ラムやってる時は一人でいられるから好きなの。やっぱり、暗いって思われるかしら。胸をパッ
ドで大きくしてる時はおしゃれもなにもしなくても男の子がチヤホヤしてくれたけど、もし付き合
ったらどうなるかはよく分からなかったの。パッドを使わなくても本当に胸が大きくなってから
も、経験や楽しみ方は得られないし」
「それで、エッチに関心があるのか」
「そうだ、マンガ見せて」
「勉強熱心だな」
世間話の後、裕子が思い出したように言うと、はじめは一昔前なら更に性的な知識がないで
あろうであっただろう少女に成年コミックを手渡す。すると、彼女はその場に座り込んで壁に凭
れるとそれを読み始めた。
「あっ!…見えた?」
「いいや」
裕子はふと視線を下半身に感じると、はっとして腰を上げる。自分の部屋での姿勢と同じで
無防備だったので反省するものの、はじめが見てないと答えたので安堵する。
「うふっ、やっぱりおっぱいの方がいい?」
「パンチラは見れたらラッキー程度だけど、胸は揉める約束だよな」
「覚えてるわ」
コミックに軽く一通り目を通したし、一度立ち上がってしまったので、コミックの内容も踏まえて
裕子は改めて聞いた。約束を持ち出されても彼女はかつてと違い実際に巨乳なので拒絶しな
かった。
「なら、せっかくだから邪魔が入らないうちに…」
「……」
率直なはじめに対し、裕子は見た目ほど心理的な余裕はなく、最初に切り出したときと違って
さっき目にしたコミックのように露骨な手つきが自分に迫ると考えると腰が抜けそうだったが、
壁にもたれてるのでへたり込む事はないが鼓動が早くなった。
「渡辺の胸…マジで大きいな。手のひら全体に膨らみを感じるぜ。夢みたいだ」
「どう、本物でしょ?」
はじめがブラウスの上から両手で乳房を揉み始めると、裕子は自分で触れるときとはまるで
違う感覚に戸惑いながらも嬉しそうな彼の様子を見ていると望みどおり成長した双乳が誇らしく
思えた。
「素晴らしい、これぞ女性の感触だ。感動だな」
「ありがとう、中野くん」
興味はあるものの、乳首に指先で触れるのは無粋だと思ったので、その分揉むほどに形が
変わるほどの柔らかさとすぐ元の球形に戻ろうとする弾力を楽しんでいたが、笑顔で見つめて
くる裕子と目が合うと恥ずかしくなったのとしつこくして嫌われても困るのでそっと乳房から手を
離した。
「礼を言うのはこっちだ」
「ねえ、パイズリ好きなの?」
「なっ、何をいきなり!」
二人はしばらく目をあわさなかったが、裕子の思わぬ発言にはじめは仰天する。
「だって、小説にもマンガにも出てきてるわ。必須条件みたいね、私も挟めそうだけど…どう?」
「どうって…ここじゃまずいだろ」
「大丈夫、いい場所があるわ」
「女子トイレかよ…」
はじめは裕子の後に着いて行くと、彼女が考える個室の意味が理解できたものの、男として
は入るのがためらわれる場所だった。
「人に見られたら、シャレにならないぞ」
「どうせ誰もいないし、男子のより個室が多いから怪しまれないわ。出るときは、私が先に周り
をチェックするから」
「今日はドキドキする一日だ」
裕子が先に入ると、はじめも続いて入る。裕子が各個室に念のため先客がいないか確認し
てる間、はじめは個室の多さや男子とタイルの色の違いなどに感心していた。
「中野くん、こっち」
「二人ではいるのって…不思議だな」
裕子に促されてはじめも入ると、自ら鍵をかけるとジャケットを脱いでフックに掛ける。
「位置変えましょ」
はじめは裕子がネクタイをはずしてブラウスのボタンにてをかけてるのを見ていたが、裕子に
言われると扉を背にした場所から和式便器を挟んで向かい合わせになる。
「今日は…このままでいいでしょ?」
「脱ぎすぎると、いざと言うときに飛び出せないもんな」
裕子がブラウスのボタンを全部はずしてスポーツブラを見せた状態で告げる。はじめは彼女
の乳房を拝めると思ったが、雰囲気のない場所で頼んだところで無理があると感じたし、ここま
で来てせっかくの申し出を台無しにすることは出来なかった。
「この下の部分から入るでしょ?」
「ああ」
着衣パイズリどころか普通のパイズリも未経験でしかも童貞なのでしゃがんで壁にもたれた
彼女の前で一物を出すのは恥ずかしさもあったが、異性からの愛撫を思うと勇んでズボンとト
ランクスを膝までズリ下ろす。
「私…本物見るの初めて。なんか、生々しいわ。来て」
「いくぞ」
ずっ、むにゅっ…
裕子が両手で乳房を持ち上げて少し仰け反ると、はじめは少し立った状態の男根をスポーツ
ブラから覗く下乳の谷間へと潜らせていく。
「どう?」
「やわらかくて…ひんやりする」
むぎゅっ、たぷっ
はじめが男根を胸の谷間におさめると裕子は乳房を左右から寄せて挟み込む。男根が豊満
なふくらみに包まれると彼女はゆっくり乳房を上下に振り始める。
「中野くん…かたくなってきたね」
しゅっ、しゅっ、しゅっ…
「渡辺の胸が…気持ちいいからだ」
パイズリのペニスをホールドする力と双乳を同時に動かす加減を理解すると、裕子は巨乳の
中でのはじめの変化も感じる。
「ごめんね、慣れてなくて」
「いいよ、そのまま上下して」
裕子は亀頭がスポーツブラの生地を押してるのを見ると生乳で挟むのと違って谷間から離れ
なくていいと安堵するが、はじめが実際に感じてるか気になるので見上げて尋ねると快感に浸
ってるようなので邪魔しちゃ悪いと言う気持ちと気の回し過ぎなのを恥じて俯くと、しばらく無言
でひたすら乳房で男根を扱く。
「うっ…く…渡辺、俺も動いていい?」
「うん、中野くん…私のおっぱいでセーシ出して!んっ、んっ…」
ずぬっ、ずぬっ、ずぬっ…
はじめが更に感じたい様子で聞くと裕子は即答し、彼が腰を振り始めると乳房を掴んで寄せ
るのが困難になるとぎゅっと拳を握ってなんとか手首の間接でどうにか押し付けて挟む状態を
維持した。胸へのピストンでも、体まで揺すぶられるようで、裕子は踏ん張ってはじめの腰に密
着するようにして耐える。
「う…あ…渡辺…ああぁ…でるッ!」
ビュク!ビュクッ!
「あっ…熱い、私の胸の中でドクドクしてる…」
はじめは夢中で腰を振り続けると、一気に絶頂に達し、硬直したかと思うと裕子のスポーツブ
ラの中で脈打ちながら射精した。はじめが個室の中にいることを忘れているように裕子も衝撃
的な体験に一瞬目の前が真っ白だったが、精液の匂いと滾った男根の温度は確かな感覚とし
て彼女を現実に留める。
「あ、渡辺…」
「私は、いいの。帰ったらすぐ洗濯機に入れるから。家に帰るまでは拭いてからスプレーで匂い
ごまかせるし。中野くんも、ちゃんと拭かなきゃ」
「ああ、自分でするから」
我に返ったはじめは裕子の乳房から男根を離して彼女を気遣うが、裕子もすぐトイレットペー
パーで射精を終えた男根を拭いてやると、彼は焦って自分で拭き始める。
「俺、となりに行こうか」
「ごめんね、大丈夫みたい。外に出れるかもチェックするから待っててね」
狭い空間で後始末をするのはお互い気兼ねするようで、はじめは自ら別の個室に移動する。
裕子も相手に気を遣わせて悪いと思い、急いで後始末を終えると、宣言どおり廊下をチェック
して誰もいないのでそのまま二人で出て校舎を後にする。
「中野くん、いきなりあんな事…頼んで迷惑だった?あんな狭いところで」
「やっぱり保健室とかが定番かな。でも、もしもという事もあるし…さすがにいきなりラブホは
…」
中途半端な時間に帰宅してるので、二人以外には同級生はおろか通行人も少なくて通学路
でも自由に話せた。
「ホテルに行くとしたら、途中で制服って分からないようにしないと行けなし、週末は部屋がない
そうよ。平日が…水曜日とかが穴場じゃないかしら」
はじめが未成年は入れない施設までうっかり口にすると、裕子は別段驚かずにプランとして
冷静に合理的な答を述べた。
「じゃあ、俺がホテル代出すから、水曜に行くか?」
「ワリカンにしましょ、私が近くて綺麗な部屋があるホテル探しておくから。でも、水曜って体育
あるから…勝負下着着てこれないわ。一回家に帰ってからでもいい?」
提案に対し、裕子は抵抗がない様子ですぐにシミュレーションして当日の時間割も計算に入
れていた。
「いいけど、どうせホテル街に行こうとしたら電車に乗るし、駅に近いところで待ち合わせがい
いんじゃないか?」
「そうね、図書館はどう?」
「いかにも渡辺らしい。それでいこう」
はじめは裕子が指示する場所を思うと、表向きは健全なカップルになったようで愉快な気分
だった。

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